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はじめまして

 

家族問題相談室・中村 喜生(なかむら よしお) と申します。


私は幼少期から常に「家族問題」や「身内の問題」の中で育ちました。

一歳半から四歳まで、乳母(当時17歳、現在83歳)に育てられ、乳母の証言からも、私は乳母には懐いていた一方で、実の両親には心を開かない子どもだったことがわかっています。
 

乳母からは「人としての心の土台」を与えられたと確信しています。

しかし、その乳母との別れの後、私は機能不全の家庭に戻され、両親からの事実上の養育放棄のもとで育ちました。

 

機能不全家族の中で生き延びて

 

少年期・青年期には両親の別居・離婚を経験し、罵り合いの絶えない家庭環境の中で育ちました。

家族愛や絆とは無縁の家庭で過ごしたことで、私は「不適切な少年」「野生児」と呼ばれるような時期を過ごすことになります。

 

その後、社会人・家庭人となってからも、適応障害や双極性障害(躁うつ病)を繰り返し、心身ともに限界を感じていました。

 

「大人の愛着障害」への気づきと修復への道

 

私は、機能不全家族、アダルトチルドレン(AC)、毒親の影響を強く受け、人間関係の構築が非常に困難な人間になっていました。

「誰を信じてよいのか分からない」「感情をコントロールできない」──そんな状態でした。

 

しかし、40歳の頃に精神心理学と出会い、自分の人生を見つめ直すことで、「大人の愛着障害」に自ら気づくことができました。

そして妻の理解と協力を得ながら、少しずつ心を修復してきました。

 

25年以上にわたって精神心理学を学び、実体験を通して「心の再構築」に取り組んできたことが、今の私の礎です。


「負の連鎖」を断ち切るために


65年の人生をかけて、私は自分の代で「家族の負の連鎖」に終止符を打ちました。

今は、私のこの体験が、同じように「心の悩み」を抱えている方々に、少しでもお役に立てればと願っています。

 

「救われた者が、今度は救う側になる」

この思いを胸に、心理カウンセラーとして活動を続けています。

 

​最後に


私の経験から言えることがあります。

  • 子どもは親を選べません。

  • 「愛に満ちた家庭」で育つ子どももいれば、「愛に枯渇した家庭」で育つ子どももいます。

  • 金品だけ与えられても、無償の愛情を受け取れなかった子どもは、気づかぬうちに人生の中で苦しみます。

「愛」は、お金では買えません。

親が子に与える無償の愛情こそが、人間形成の根幹をつくります。

 

そして、たとえその愛情を受けられなかったとしても、自ら「心の傷の修復」に向き合い、生き延びていくことが、人生の試練であり、希望だと私は信じています。

2025年7月 

中村 喜生

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